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【短編『警備員と風紀委員の合同訓練/美琴たんの過去』】







常盤台女子寮208号室―――



美琴(14歳)「あーあ。今日はあの馬鹿は仕事だし黒子は風紀委員だしでつまんないなー」パタパタベッドノウエ

黒子「お姉さま…。お姉さまのその悲しみ、今ここで黒子がなくして―――」ハァハァ ピョーン

美琴「」ビリビリッ

黒子「あばばですの!」キモチイイ

美琴「そういえば時間いいの? 10時から訓練があるとか言ってなかったっけ?」アト5フンクライ

黒子「全然OKですの。30秒前でも余るくらいですわ」テレポデ

美琴「まぁ…、じゃあ私二度寝するから行ってらっしゃーい」コロン

黒子「…それは黒子に寝込み襲えと―――」ハァハァ チラ パジャマ

美琴「黒子ーーーーーーーーーーーッ!!!!」ドンガラガッシャーン



 ……。



真っ黒子「ではお姉さま。行ってまいります」ペコリ

美琴「んー」


 ♪~ ♪~ ♪~ デンワナル


黒子「あら? 初春からですわ」ピッ モシモシボスデスカ? ドッピオデス

初春『白井さん! 何ワケの分からない事言ってるんですか! 集合まであと1分もないですよ!』ガァァ

黒子「何をそんなに慌ててますの。わたくしでしたらあと20秒以内に行きますので大丈夫ですわ」ハァ

初春『集合は5分前が鉄則ですよ! 増してや私達風紀委員の方が学生で年下なんですからもっと早くいるべきです!』ガァァ

黒子「はぁ…分かりましたわ。全く警備員との合同訓練なんか面倒なだけですの」シブシブ


美琴「!」ピク


初春『とにかく急いでくださいね!』

黒子「分かりましたわ。では。……ふぅ、ん?」ピッ デンワキル チラ

美琴「暇だから私も行く事にしたわ」ジュンビカンリョウ

黒子「」



 ……。





とある高校の校庭―――



黄泉川「―――という事で、今から風紀委員と警備員の合同訓練を始めるじゃん」ジャージ

初春黒子「」ナランデル

美琴「」キョロキョロ


上条(26歳)「」テテーン マエノホウ


美琴「あ」パァァ


黄泉川「第七学区は中高生が多いせいか他の学区に比べても事件が起きやすいじゃん。そして最終的には何といっても体力がものをいうんだ」


美琴「」ヒョイイシヒロウ ポーイ カミジョウサンヘ

上条「」スポッ ツンツンアタマヘ

上条「うおおおおっ!!???」ビクーン


黄泉川「こら上条! 真面目に聞くじゃん!」ガァァ


上条「すっ、すみません!」ダッテナンカアタマニ ウル


美琴「っ…、っ…」プルプル ワライコラエテル


黄泉川「てなわけで風紀委員の子は校庭20周、警備員は校庭40周走るじゃん!」ピピーッ



 ……。



初春「」ザッザッザッザッ

黒子「(面倒ですわ…こうなったらテレポートで)」ヒュン テレポ


黄泉川「能力は使用禁止じゃん。体力強化が目的だからな」テレポノサキニイル ポコン


黒子「うっ…」ヨマレテイタ



上条「ほっほっほっほっ」ザッザッザッザッ

美琴「ちょっとアンタ」ヌッ

上条「うおおおおっ!!???」ビククーン

美琴「な、何よ。私よ私」ザッザッザッ

上条「何だビリビリちゃんか。何でお前がここにいんだよ。風紀委員じゃないだろ?」ザッザッザッ

美琴「今日だけ風紀委員見習いをやる事にしたのよ」ウン

上条「何で今日? マラソンするだけで面白い事一つもないけど」ジー

美琴「そ、それは言えない…」プスプス





んで―――


初春「に、20周目ー…」ヘロヘロヘロヘロ

黒子「少々疲れましたが大した事ありませんでした―――」スタタタ


黄泉川『そこの二人。休まずもう10周じゃん!』ゴー! カクセイキ


初春黒子「」

黄泉川『体力がない時に粘れるように頑張るじゃん』ジャンジャン

初春黒子「」カタカタカタカタ


上条「よっしゃ40周―――」スッタター

黄泉川『上条ー。警備員は更にあと30周じゃん。それとさっきお前態度悪かったから+10周の40周な』

上条「マジすか…」スタタタタ

美琴「」スタタタタ

黄泉川『ん? そこの常盤台の子はもう休んでいいぞ』

美琴「まだ大丈夫ですー」スタタタタ

黄泉川『若いのに関心じゃん』ウンウン

上条「何か思ったほど苦じゃないのは何故?」ウーン

美琴「」ビリビリッ ウシロニピッタリ

上条「」コレダ



 ……。




以下数回繰り返して―――



初春「」シーン

黒子「つ、疲れました…わ」ガクガク

佐天「お疲れ様でーす。白井さん、初春ー」

黒子「あ、あら? どうしてここに?」ハテ ゼェゼェ

佐天「初春から聞いて、暇だから来ちゃいました」テレ

黒子「そ、そうですの…初春でしたらそこで不動になってますわ」ゼェゼェチラリ

佐天「見事に不動ですねー。頭の花が暑さで干からびてますよ」ジー

花「」ヘナ

黒子「」

佐天「あ、そーだ。差し入れにスポーツドリンク買ってきたんでした」ドウゾ アクエリッポイノ

黒子「助かりますわ!」パァァ ゴクゴク

佐天「初春にも」トクトク アタマニ

花「」キラーン

初春「助かりました」スクッ オキアガル

佐天黒子「」

佐天「それにしても、御坂さんの体力はすごいですねー」ジ

初春「あのツンツン頭の警備員の方も凄いですよ。走ってるの二人だけですし」ジ

黒子「全くお姉さまはこれが目的でついてきたんですのね」イワナキャヨカッタ

佐天初春「これ…?」ハテ

黒子「あの警備員はお姉さまがまだ幼い頃からの知り合いらしくて、昔はよく一緒に遊んでたみたいですわ」ハナシニヨルト

佐天「(それは…)」チラリ ウイハル

初春「(つまり?)」チラリ サテンサン

佐天初春「」コク

黒子「全く…、そんな昔話をされてもわたくしはシーツを噛み千切るだけですのに…」ハァ



 ……。



  カーカー カラスナク



黄泉川『よーし。今日は以上じゃん』オツカレー カイサン

花「」ヘナヘナ

初春「」シーン

黒子「あ、か、こ…」カクカク

上条「ふー。結構疲れたなー」ウーン

美琴「筋肉痛こなければいいけど」ウーン

黒子「」

佐天「初春! 起きて!」トクトク オハナニミズ

花「」パァァ

初春「佐天さん?」ココハ?

佐天「早く行くよ!」

初春「あ、そ、そうでした!」スッタター


上条「じゃあなビリビリちゃん。気をつけて帰れよ」パタパタ

美琴「分かってるわよ」ツン


佐天「おーい」スタター

初春「待ってくださーい!」ヘナヘナヘナ


上条美琴「ん?」チラリ

佐天「あ、どうも初めまして! あたし御坂さんの友達の佐天涙子って言います!」ペコペコ

上条「は、はぁ」

初春「わ、私…は」ゼェゼェ スナミナ0

上条「ん? 確か今年から風紀委員に入った…えっと、春…春…」ウーン

初春「初春、飾利…です」フゥ イキトトノエル

上条「あぁ、そうだったそうだった」スミマセンネェ モノオボエワルイモンデ

初春「い、いえ。ところで―――」チラリ

美琴「ふぇ?」オロ

佐天「御坂さんが小さい頃からのお知り合いって本当ですか?」ハテ

上条「え? あぁ、まぁ…そう、ですね」ウン 3サイクライカラシッテル

初春「じゃあ昔二人で撮った写真とか残ってますよね!」パァァ

上条「え?」

美琴「!」ギクッ

佐天「それを是非見せてほしい―――」パァ

美琴「それはダメ!」ザッ カミジョウサンノマエ

佐天「……やっぱり見られてはマズイ写真があるんですね?」ニヤリ

美琴「」デキル

初春「今から見に行ってもいいですか? いいですね? 行きましょう」サァイキマショウ

佐天「」サスガウイハル ココゾトイウトキヲオシガパネェッス

初春「」エヘヘ

上条「えっと…」オロロ?


黒子「そこまでですわ! 今からじゃとても最終下校時刻に間に合いませんの! ですからわたくしはお姉さまだけでも連れて帰る―――」ガァァ


初春佐天「どうぞー」

黒子美琴「」

佐天「御坂さんが恥ずかしさのあまり発狂して」

初春「写真も燃す可能性があるので是非連れて帰ってください」エヘ

黒子「えっと…じゃあお言葉に甘えて―――」ギュッミコトタンノテ

美琴「」ビリビリッ

黒子「ぴょっ!!???」ビクーン

初春佐天「」

美琴「わ、私も行くわ! 私も写ってるんだから見る権利はあるでしょ!」ウン

初春佐天「まぁ…」イイデスケド

上条「(俺の意志は…?)」オロロ?



 ……。





上条さんのアパート―――



美琴「」カクカク キチャッタ

佐天「白井さんは帰らないでいいんですか?」ハテ

黒子「わたくしはお姉さまの護衛として見守る指名が―――」

初春「御坂さんの小さい頃の写真が見たいだけじゃないですか?」ハテ

黒子「な、なにを…」プルプル

佐天初春「だって…」ジ


黒子「」イチガンレフソウビ テテーン


初春佐天「」

上条「えっと…ここまで来てなんなんですが…、俺写真持ってないんですよ」ポリポリ

美琴「!」パァァ

佐天「えー!? なんですかそれー!」ブー

美琴「な、無いんだから仕方ないでしょ! だから今日はもう帰―――」アハハ



 ぴんぽーん♪



上条「あれ…誰だろ」ハーイ ガチャ

宅急便さん「こんちはー。小包でーす。中身はアルバムみたいでーす。判子お願いしまーす」ドドーン

美琴「」

上条「…美鈴さんから。『これでも見て、美琴ちゃんとの思い出を思い出してください』だって」メモ

美琴「(あの馬鹿母ーーーっ!!!)」アウアウー

佐天「早速見ましょう!」ソウシマショウ

黒子「はぁ…はぁ…、も、もしかするとヌードも…」プルプル イチガンレフ

初春「」



 ……。



写真(1枚目)『美琴たんが上条さんと凧揚げしてる風景』テテーン

佐天「うわー。御坂さんちっちゃーい!」ジー

初春「可愛いですー」ポワーン

黒子「はぁはぁ…」カシャカシャ

上条「うおー。懐かしいなー。確かこん時ビリビリちゃんの凧だけなかなか揚がんなくて泣いちゃってさぁ」ウンウン

美琴「ちょっ―――!」

上条「しょうがないから俺が肩車して猛ダッシュしてよくやく揚げたんだな」ウンウン

初春佐天「…ふーん」ジ

美琴「///」プスプス





写真(12枚目)『デンキネズミ着ぐるみパジャマが破れて大泣きしてる美琴たん(5歳くらい)』テテーン

黒子「誰がわたくしのお姉さまをッ!」ギリギリッ ハギシリ

初春「御坂さんはこのパジャマが気に入ってたんですか?」ハテ

美琴「え、あ、の…まぁ、その…」ナンテイウカ

上条「あ、これ俺が着てたパジャマじゃん。これ0~3歳用って聞いたけど…さすがにサイズ的に無理だろ」オトコノコトオンナノコノサガアッタトシテモ

初春佐天「…ほう」ジ

美琴「//////」プスプスプス





写真(20枚目)『美琴たん(5歳)が絵のコンクールで優秀賞とったっぽい写真』テテーン

上条「うわー。これも懐かしいな」ジー

佐天「御坂さんの絵…この人じゃない?」チラリ カミジョウサン

初春「そうですね…、でもこのコンクール両親のどちらかの絵っぽいですけど…」ジ

上条「え? あれ確かお前…ツンツン頭の人を書くコンクールって言ってなかったっけ?」ハテ

初春佐天「……へぇ」チラリ

美琴「/////////」プスプスプスプス

黒子「ところでお姉さまの絵、写真かと思うほどそっくりですわね」ヤベェ





写真(24枚目)『お遊戯会で相手役を蹴り倒したっぽい写真』テテーン

上条「こん時は大変だったなー。いきなり相手役(男)を蹴って芝居終わりだったんだから」ウーン

初春「この格好は…白雪姫ですね。最後は確か王子様が白雪姫に目覚めのキスを―――」

佐天「これを見る限りだと御坂さんが白雪姫役ですけど…」

上条「そういえばこん時はやたらと見に来るな見に来るな言ってたな。まぁそんな言われたら行きたくなって行ったんですけどね」ウン

初春佐天「………ほほー」ジ

美琴「////////////」プスプスプスプスプス

黒子「これは事件でも何でもありませんわ。お姉さまの目覚めのキッスはこの黒子と生前より決まってましたの!」フンヌ





写真(35枚目)『上条さんと一緒に気持ちよさそうに寝てる美琴たん』ドドドーン

初春佐天「これは!」キャー!

上条「あー、これは確か俺が泊まりに行った時に怖いビデオレンタルしてきて見た夜のだな」ジ

上条「やめればいいのに最後まで見るって見て結局トイレも一人で行けないは、一人で寝れないはで」タイヘンダッタ

初春「それが一緒だとついつい気持ちよくて寝ちゃったわけですね」ジ

美琴「///////////////」プスプスプスプスプスプスプス

佐天「しかもバッチリ抱きついてるし」ジ

美琴「//////////////////」プスプスプスプスプスプスプスプス

黒子「お姉さま…どうしてそんなにお姉さま?」ハァハァ カシャカシャ





上条「もうこれで全部かなー」ウーン

初春「(これはもう決定的ですね佐天さん)」チラリ

佐天「(100%だね)」ウン

美琴「」ガタガタガタガタ

黒子「あ、もう一枚残ってて―――」チラリ

美琴「ふにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」ガァァァァ ビリビリーーッ

黒子「あばばばばばですのぉ!!!!!」キモチイィィィ アルバムハブジ

一眼レフ「」ボンッ ケムリ

黒子「ああああああああああああああああああああああああああっ!!! わ、わたくしとお姉さまの思い出がぁあああああああ!!!!」ガガガガーン








そして4人が帰った後―――



上条「いやー…久しぶりにビリビリちゃん過去バージョン見たなー」

上条「懐かしー」ジー

上条「…あれ? この写真は?」チラリ


写真『上条さんと美琴たん(3歳)がゆびきりしてる写真』テテーン


上条「……あー、あん時か。そういえばあんな約束したなー。覚えてっかなービリビリちゃん」ウーン






常盤台女子寮208号室―――



美琴「最後の写真…ゆびきりの写真だったわよね? あの馬鹿ちゃんと覚えてるかなー」ポケー

美琴「」チラリ ケイタイ

携帯『スケジュール:18歳の誕生日にマーク』テテーン

美琴「えへ」テレ




黒子「フィルムは無事ですわ」ヨカッタヨカッタ

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