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【Gekota or Kamijou】







常盤台女子寮208号室―――



美琴「きたー!」ガタッ

黒子「お、お姉さま? どうしましたの?」イキナリ

美琴「えへへー。見て見て黒子、これ!」サッ パソコン

黒子「?」ジ


PC「おめでとうございます! ゲコ太ランドの入場券の抽選に当選しました」テテーン


黒子「げ…こた?」

美琴「そう! 最近13学区にオープンしたばっかりのゲコ太グッズ専門店! ミニシアターとかも付いて歴代の映画も楽しめちゃう夢の国よ!」ジーン

黒子「そ、その夢の国へのチケットが当たりましたの?」

美琴「そういう事! 一日限定100名なんだけど3週間粘ってやっとゲット出来たのよ!」キラキラ

黒子「(な、何という純粋無垢な笑顔…!)」

美琴「日にちは…明後日よね。ちょうど学校が休みの日に予約したんだから」ジー

黒子「えっと…」オロ?

美琴「開店は9時か…、最初に映画見て、その後ショー見て…グッズは帰りでも…いや、もしかしたら無くなっちゃうかもしれないし最初に…」ブツブツ

黒子「お姉さま? ちょっとよろしいでしょうか?」ドキドキ

美琴「なによ」

黒子「少々言いづらいのですが…、13学区という事は幼稚園児や小学生(恐らくは低学年)に混じる事になるかと…。常盤台のエースともあろうお方がそんな―――」クドクド

美琴「そんなの関係ないわよ!」ガァァ

黒子「!」

美琴「好きなんだもん!」テッテレー

黒子「これ(ゲコ太)に関しては素直で格好いいーっ!?」デスノ



 ……。




翌日、公園―――



美琴「べ、別にあの馬鹿に自慢するだけよ。会いたいとかじゃないんだから」モジモジ

美琴「…」ジ


チケット「ゲコ太ランド入場券 中人3510円」テテーン


美琴「えへ、えへ」ニヤニヤ

通行人AB「…」

美琴「えへへへ…」ニヤニヤ

上条「不審者か」テン チョップ

美琴「あぅ。…あ」

上条「公園で一人でニヤニヤして…、何かいい事でもあったのか?」ハテ

美琴「あ、あああ…アンタ! いつからここに!」ドキドキドキ

上条「ついさっき。お? 何だその紙」ジ

美琴「……へ? あ、これ? ふっふーん! これを見なさい!」ジャーン

上条「ゲコ太ランド入場チケット中人3510円……」ジ

美琴「羨ましいでしょ! 明日行くのよ! アンタ行けなくて可哀相だからおみやげにゲコ太ストラップ(ペア)を買ってきてあげるわ!」デーン

上条「いや…、別に羨ましくはない……」

美琴「何でよ!」ビリビリッ

上条「うおうっ!」ブレイク

美琴「天下のゲコ太専門店よ!? 名前に東京って付いてる千葉にあるテーマパークよりもずっとずっと凄いんだから!」イライラビリビリ

上条「わ、分かった…! 凄いのは分かった!」アワワワ

美琴「…分かればいいのよ」ツン

上条「んー…、でも明日予定あるのかー」

美琴「そうよ。明日私は一日中ゲコ太に囲まれて幸せライフを送る予定―――」

上条「上条さん実は遊園地のチケット貰ってさ。一緒に行く奴いないから探してたんだけど…」ウーン

美琴「―――は、あったかなー? なかったかなー?」ウーン

上条「は? お前明日一日中カエルに囲まれるって」

美琴「カエルじゃなくてゲコ太よ!」ビリビリッ

上条「そうでした!」ブレイクッ

美琴「そ、そもそも急すぎるのよ! 誘うならもっと事前に言っておきなさいよね!」ツンツンツンデレ

上条「いや…ついさっき貰ったばっかでさ」ウン

美琴「ぐっ…」

上条「まぁお前予定あるみたいだし他の奴あたってみる―――」

美琴「ちょっ…! と、待って!」ガシィ

上条「な、何でせう?」オロロ?

美琴「そのチケットだけ預かっておいてあげるわ」ツン

上条「な、何で? どうせ行けないんだろ? だったら意味ねぇんじゃ…」オロオロ

美琴「万が一行ける事になるかもしれないし!」デーン

上条「そ、そうか…。まぁ…今からじゃ皆予定入ってるだろうしな。一人で行くのもあれだし…」ホイ チケット

美琴「…」ゲット

上条「まぁ…、予定が開いたらメールなり何なりしてくれよ」ジャ スタスタ

美琴「う、うん」ドキドキ



 ……。



美琴「不幸だわ…」ガクッ ベンチニスワッテマス

美琴「3週間! 3週間も待ったのに! 何でアイツはこういう時に限ってデ、デデデートのお誘いなんか!」ドキドキ

御坂妹「別に一緒に遊びに行くだけでデートというわけではないのでは? と、ミサカは唐突に現れます」テテン

美琴「男の子と女の子が2人きりで遊びに行くんだからデートよ!」デーン

御坂妹「そうですか。と、ミサカはナチュラルに返されて少々涙目になります」ウル

美琴「うぅ…、ゲコ太かあの馬鹿か……、うーんうーん」

御坂妹「ミサカならデートに行きますが」ト、ミサカハ

美琴「だってゲコ太ランドよ!? そりゃあ私だってアイツとデートした―――」ピタァ

御坂妹「…した?」

美琴「あああああああああああああああああアン太! いつからそこにっ!?」ドキーンアウアウアセアセ

御坂妹「落ち着いてください。ゲコ太のようにアン太になってます」ト、ミサカハ

美琴「い、いいい今の聞いてたの?」アセアセ

御坂妹「聞いてたも何も、会話してたではありませんか」ト、ミサカハ

美琴「うがーーっ!!! わ、私は別にデートに行きたいわけじゃ―――」バタバタ

御坂妹「ではミサカがデートに行きますので、お姉さまはゲコ太ランドへどうぞ」テテーン

美琴「」ピタァ

御坂妹「流石のお姉さまでも同じ時間に2箇所行くのは不可能でしょうから。距離も離れてますし」ト、ミサカハ

美琴「」ガタガタ

御坂妹「折角のチケットを無駄にするのも勿体ないのでミサカが代理で行ってあげます」ト、ミサカハ

美琴「……分かったわよ」サッ チケット

御坂妹「おや、お姉さまにしては随分と聞き分けがいいですね」

美琴「その代わり!」ガァァ



 ……。





さらに翌日、公園―――



美琴「おっそいのよ!」ビリビリッ

上条「うおうわっ!」ブレイクッ

美琴「私が楽しみにしてた夢の国行きをキャンセルしたんだから遅刻なんかすんな!」ビリリンリン

上条「いやー、誘わなかった奴に頭を齧られて剥がすのに時間がかかってさぁー」エヘ

美琴「はぁ?」

上条「まぁあれだ。行きます?」

美琴「で、デートじゃないからね!」アセアセ

上条「じゃあ……、遊園地遊びに行きますか」ウン

美琴「やっぱりデート!」ガァァァ

上条「どっちなんだよ…」ガクガク

美琴「で、デート…」モジモジ

上条「じゃあデートに行こうぜー」スタスタ

美琴「あぅ…」プスプス






その頃のゲコ太ランド―――



御坂妹(ゲコ太の目のカチューシャ付き)「…」

御坂妹「」チラリ

園児達「」キャッキャッ マワリニタクサン

御坂妹「」チラリ


紙「ゲコ太ストラップ全種(その内ペアストラップがあったらもう1個)、映画のパンフレット、文具一式…」etcetc カッテクルヨウニ!


御坂妹「…不幸です」ト、ミサカハ

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