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【戦国の常盤城】









常盤の国、城下町―――



刀夜ェ門「当麻之助(とうまのすけ)。畑仕事に行くぞ」

当麻之助「うーぃ」

刀夜(ry「何だそのやる気のない返事は。しゃんとしろ、しゃんと」

上条(ry「腹が減って…」グゥ

刀夜「さっき朝飯食ったばかりだろう」

上条「大根の葉だけじゃねぇか…」グゥー

刀夜「仕方ないだろう。母さんが病気なんだ。栄養のあるの食わせないと」チラリ


詩菜(しな)「すぅ…」ネテル


上条「何かこう…金がバーンと入る仕事はねぇのか! 父さん!」

刀夜「そんな仕事があるか。皆汗水流して仕事して生計立ててるんだ」

上条「ぐっ…! でもこのままじゃ母さんはいつまで経っても元気にならねぇよ!」

刀夜「薬さえ買えればな…」ウーン

上条「その為に金が!」


土御門「カミやーん! ビックニュースだぜぃー!」ガラッ


上条「あれ。土御門。お前なんか普通だな」ナマエ

土御門「そんなバリエーションが無かったんだぜい」ウン

上条「」

刀夜「ビッグニュースとは?」ハテ

土御門「これだぜい」バッ

上条刀夜「」チラリ


紙「琴姫の側近募集中! 仕事内容は護衛その他雑用。住み込み可。食事付き。月給たくさん」ババーン


上条「これしかねぇー!」ガァァァ

刀夜「琴姫って…、常盤城の琴姫様か!?」ドキーン

上条「知ってんのか、父さん?」


  ぱこーんっ


上条「」プシュウウウウ タンコブ

刀夜「知らない方がおかしい! お前その歳まで自分の国の姫様を知らなかったのか!」ガァァァ

土御門「戦の電撃姫だぜ、カミやん」

上条「あぁ。電撃姫の事か」ヒリヒリウルウルサスサス

刀夜「何だ当麻。電撃姫って」

上条「前に戦見に行った事があってさ。んで相手の兵をビリビリ蹴散らしてったから電撃姫。俺が名づけ―――」


  ぱこーんっ


上条「」プシュウウウウ タンゴブ ニダンメ

刀夜「姫様に向かって何変なあだ名付けてんだ!」ガァァ

上条「い、いいじゃねぇかよ。俺と土御門と青ピしか知らねぇんだし」ウルウル

刀夜「そういえば青ピ君がいないな」キョロキョロ

土御門「青ピなら一足先に申し込みに行ったにゃー」

上条「なに! 先越されたか!」ムクリ

刀夜「採用人数は1名みたいだな。…ん?」ジー コレハ?

上条土御門「?」チラリ


紙「採用試験。琴姫の護衛なので、琴姫を負かせたら採用となります」ババーン


上条土御門「」



  ……。



上条「オイコラ土御門。お前本当に行かないのかよ」ジ

土御門「俺には可愛い義妹がいるからまだ死ぬわけにはいかないのにゃー」

上条「流石に採用試験で殺されはしないと思いますけど…」ポリポリ

土御門「カミやん行くんなら早く行った方がいいぜい。こういうもんは早いモン勝ちだからにゃー」

上条「後で金貸してって言ってもやんねぇからなー!」スッタター

土御門「貰うから大丈夫にゃー」ガンバレー

上条「」



  ……。



上条「ところで丸腰だと死にに行くようなもんか」ウン

上条「」キョロキョロ


木の棒「」テテン


上条「無いよりマシか」ヒョイボウ

上条「ゴー!」スッタター






常盤城―――



上条「たのもー!」バン


男たちの山「」プスプス


上条「」


黒子「あなたも試験を受けに来たんですの?」ジ

上条「え? あぁ…、そうです」ウン

黒子「全く…。そんな木の棒だけでお姉さまに勝てると思ってますの?」ハァ

上条「お姉さま?」イモウト?

黒子「お慕いしてるお姉さまですの~」クネクネ

上条「」

黒子「御覧なさい」ジ

上条「」チラリ


琴姫「」テテーン

青ピ「」カタカタ


上条「青ピ!」


青ピ「カミやーん! こんなやられ役での出演なんてゴメンやでーーー!」タスケテー


上条「」スマン


青ピ「」


黒子「お姉さまは近、中、長距離の広範囲の攻めに加え、鉄壁の砂鉄ガードがあって最強無敵ですの」

上条「そんな最強無敵の姫様がなんで護衛なんか?」ハテ

黒子「何でもお休みのところ何者かに寝込み襲われたとかで」ウン

上条「こえーなー」カタカタ

黒子「全く…! よくもわたくしのお姉さまを……!」ガタガタ

上条「……お前じゃねぇよな」ジ

黒子「…」

上条「…」

黒子「…終わりましたわよ」ジ

上条「逸らした! って、え?」ガーン チラリ


黒ピ「」プスプス


上条「黒ピーーーーーーッ!!!」ガーン

琴姫「アンタもやんの?」ジ

上条「!」

琴姫「」ドドドド

上条「(こ、こいつが電撃姫…! この前は遠くからしか見れなかったが近くで見ると―――)」ゴクリ






上条「胸がぺったぺたなお子様じゃねぇか」ドドーン

琴姫「」

黒子「」

城の人達「」

上条「…え?」ジライ?

黒子「あ、あああああああなた何て事を…! お姉さまが一番気にしてる―――」オロオロロ

琴姫「黒子」

黒子「は、はひですの!」ピーン チョクリツ

琴姫「皆を非難させて」エヘ

黒子「は、はひですの!」バババッ

上条「な、なんだ?」オロオロ

琴姫「アンタ」ジ

上条「な、何だよ」ムッ

琴姫「そんなヒョロッヒョロの棒じゃ頼りないでしょ。木刀貸してあげるわよ」ハイ

上条「お。いいのか」ワーイ ゲット

琴姫「」ビリン


木  刀 「    」ボッ マックロスミ


上条「」

琴姫「アンタもこうしてあげるわ」ニタァ

上条「」カタカタ



 ……。



上条「結局木の棒のままか」ヒョローン

琴姫「随分余裕ね。相当強いのかしら」ジー

上条「ふっ。俺ぁ喧嘩じゃ35戦20勝15敗だぜ」

琴姫「微妙な数字ね」

上条「さぁ! いつでもいいぜ、かかってき―――」


木  の 棒「」ボッ


上条「―――てた」ウン

琴姫「まだやる?」ジ

上条「あったりめぇだ!」ダッ

琴姫「!」ビリッ

上条「うおっ」カワス

上条「(あれがさっきの奴が言ってた長距離攻撃か)」ウン

琴姫「」サッ


槍「先は丸いやつ」テテン


上条「おっ」

琴姫「それっ!」ビュン

上条「でっ」ドッ

上条「(槍での中距離攻撃!)」ウルウル


琴姫「」ビリリリリリ


上条「え?」


砂鉄剣「」キラーン


上条「」ヒィ

琴姫「さっきは」プルプル

上条「え?」

琴姫「よくも私の胸をーーーーっ!!!!」ガァァァ

上条「うおおおおおおっ!!!」カワース

琴姫「誰がぺったぺたのお琴様じゃゴラーーーーッ!!!!」ドシーン タックル

上条「ごぶっ…!」チョクゲキ

琴姫「とった! これでラスト―――」マウントポジション

上条「くっ!」ピト








琴姫「………あれ?」

上条「………あれ?」

琴姫「電撃が出ない…」

上条「チャンス!」ババッ ニゲル

琴姫「きゃあっ!」ババラレ

上条「はぁはぁ…、何とか助かった…」フィー

琴姫「くっ…って、あれ?」ビリビリ

上条「?」

琴姫「今度は出る…」ジー

上条「?」

琴姫「……えい」ビリッ

上条「うおっ!」バッ ミギテ


上条さんの右手「」ピキーン デンゲキショウメツ


琴姫「!」

上条「あれ…何だ。手で防げるのか」

琴姫「んなワケあるか! アンタの手だけだっつーの!」ビリビリッ

上条「うおおおおおっ」ブレーイク

琴姫「くっ…!」

上条「何かよく分からないけどチャーンス」キラーン

琴姫「うっ」

上条「とー!」ピョーン

琴姫「こ、この!」ビリビリッ

上条「効かーーーーーーーんっ!!!」ピキーン

琴姫「な、何なのよ! その右手―――」

上条「」ザッ フトコロ

琴姫「!」ビリン サテツバリア

上条「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」ピキーン


砂  鉄バ   リ  ア「」サラララーン


琴姫「うそ…」

上条「もらったぁーーーーーっ!!!!!」









琴姫「」プルプル ナミダメ

上条「え、えぇっと…」

琴姫「」プルプル

上条「ぎゃー」ヘロヘローン

琴姫「………っ?」チラリ

上条「マ、マイリマシター。…あ」ガクン

琴姫「…」

上条「…」

琴姫「…」

上条「…」

琴姫「…ふ」ビリ

上条「…ん? はっ!」チラリ ビクン

琴姫「ふっざけんなーーーーーっ!!!!」ビリリンリーン

上条「だぁーーーーーーーーーーーっ!!!!」ブレーイク

琴姫「真面目にやんなさいよ!」ビリビリ

上条「だってお前…ビビってんじゃ」

琴姫「ビビってなんかないわよ!」ガァァ

上条「うそつけ! こーんな風に涙目になって、ビクゥって」ウルーンッテ

琴姫「~~~っ!」ビリリリリ

上条「はっ!」

琴姫「オラーーーーーーーッ!!!!」バリバリバリッ

上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」ブレレレレ

琴姫「もう一勝負じゃゴラーーーーッ!!!」ガァァ

上条「待て待て待て! 俺の勝ちだろーが!」ガァァ

琴姫「うっさいうっさい! 私は一撃もくらってないんだから、負けてないわよ!」ガァァ

上条「もう一勝負って今言ったじゃねぇか! 負けたって事だろ!」ガァァ

琴姫「アンタだってさっき参りましたって言ったでしょうが! 引き分けよ!」ガァァ

上条「はぁ? じゃあいいよ、引き分けで」ハァ

琴姫「あ! 何そのしょうがねぇなぁみたいな言い方!」ガァァ

上条「その代わり!」ガァァ

琴姫「」ビク



 ……。



上条「ただいまー」ガラッ

刀夜「おぉ当麻。生きてたか」

詩菜「おかえりなさい、当麻さん」

上条「母さん! 起きて大丈夫なのか!」

詩菜「寝てばかりもいられないでしょ?」

上条「病気なんだから寝てなきゃダメだろ! これ飲んで寝てろって!」ホイ

詩菜「あら?」チラリ

刀夜「おぉ?」チラリ


薬「」テテーン


上条「電撃姫と勝負して引き分けたから、薬貰ってきた」

刀夜「電撃姫言うなって言ってんだろーがっ」パコン

上条「いでっ!」パコラレ

詩菜「ありがとう。当麻さん」







その頃の常盤城―――



琴姫「黒子」

黒子「はいですの!」シュピッ

琴姫「さっきの奴がどこに住んでるか調べてちょうだい」

黒子「……へ?」

琴姫「ち、違うわよ? その…そう! お母さん! アイツのお母さんが病気だって言ってたからお見舞いに行くのよ!」アウアウ

黒子「(あ、ああああの……類人猿がァーーーーーーーーーッ!!!!)」ガァァァ




  その後、詩菜さんは薬が効いて元気になりました。




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