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【何かの不幸で上条さんの寮が吹っ飛び、どこか別のアパートなりマンションなりに引っ越さないといけなくなったとする】






上条「うーん…、でも寮の家賃よりはやっぱりどこも高いよなー」ジー フドウサンノチラシ

美琴「アンタ。何やってんのよ、こんな所で」ジー

上条「おぉ御坂。実は―――」


上条「―――って」ウン

美琴「ふーん。アンタも大変ね」

上条「…お! ここ安いな! 隣の駅だけど!」ピッ

美琴「えっ!? そ、そんなのダメよ!!!」トメル

上条「な、何でダメなんだよ」オロ

美琴「そ、それは…そう! アンタ朝弱そうだから電車通いとか無理なの!」ウン

上条「…まぁ、それは一理ありますね」ウン

美琴「」ホッ

上条「お! こっちは学校も近い! 4畳半だけどそんなの気にしな―――」ピッ

美琴「そこもダメ!」ガシッ

上条「…なんで」

美琴「そんな狭くちゃお客さん呼べないわよ!」デデーン

上条「お前…4畳半舐めんなよ。しかも別に呼ぶ奴もいない―――」

美琴「ま、万が一誰かが部屋に来るかもしれないし!」アセアセ

上条「うーん…」

美琴「こ、ここなんかいいんじゃない?」ピッ

上条「なになに?『1R洋6の55000円、バストイレ別、角部屋、常盤台女子寮の近く!』…最後のアピールするポイントじゃねぇだろ。しかも55000なんて出せません」ジー

美琴「」カキカキカキ

上条「…?」

美琴「こ、こんな物件も!」サッ カミダス

上条「どれどれ、『1R洋18くらい、家賃無し! 相部屋! 家具家電付き! 2階! 朝夕の食事付き!』…素晴らしいじゃないですか」マジデ

美琴「で、でしょ?」エヘ

上条「でも家賃無しな物件なんてあるわけねぇよな…、ん?」チラリ

紙『場所:常盤台女子寮208号室付近』テテーン

上条「」

美琴「///」テレテレ

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