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【策士な黒子】








常盤台女子寮208号室―――


PC「」テテン

美琴「」カタカタカタ シラベモノ

美琴「…これね」ムクリ

黒子「お姉さま! お出掛けですの!?」ドキ

美琴「うん。ちょっと電気店までね」

黒子「何をお求めですの?」ハテ

美琴「デジカメでも買おうかなと思ってさ」

黒子「デジカメ? 何か撮るんですの?」

美琴「え、えっと…」

黒子「…まさかとは思いますが」ジ

美琴「ち、違うわよ! その…そう! 自販機! 自販機を撮るの!」ウン

黒子「自販機を撮る為にデジカメを買うお姉さま!」サスガデスノ!

美琴「ま、まぁね。じゃあ行ってくる―――」

黒子「デジタル一眼レフなら黒子のがありますが、お使いになります?」ホラ

美琴「いいの?」

黒子「はいですの! むしろお姉さまに使われる事で(自分の中での)プレミア品になるんですの!」ガァァァ

美琴「じゃ、じゃあ…ちょっと借りるわね。夜には返すからさ」ウン

黒子「はいですのー」





ちょっと前―――



美琴「…」ジー

PC「恋する乙女が一度はやったジンクス特集」テテン

美琴「」クリック

PC「大好きな人の写真を枕の下に敷いて寝るとその人の夢が見れる」テテーン

美琴「だ、大好きって所がちょっとひっかかるわね」ツン

PC「」

美琴「そ、それにこんな事しなくてもあのバカは問答無用で私の夢に出てくるんだから困ったものよね!」ツンツン

PC「」

美琴「で、でもちょっとだけジンクスを試すってのもいいわね」ツッツツーン






んで、公園―――



美琴「黒子に自販機を撮って来るって言っちゃったし、アリバイ工作として自販機は1枚撮っておいた方がいいわね」ウン

自販機「」

美琴「」カマエル

自販機「」ドキドキ

美琴「はい。笑ってー。はい、チーズ」ナンテ


上条「にっ」ヌッ


美琴「ふにゃーっ!?」ビクン パシャリ

上条「常盤台のお嬢様方はいま自販機撮りがブームなんですか?」ハテ

美琴「あ、あああアンタ! 急に出てこないでよ! ビックリするでしょ!」ツツツツ パシャ

上条「カメラ構えたままで喋るなよ…」ジー

美琴「う、うっさいわねー。私は今日はカメラマンだからこの状態がスタンダードなのよ」ツンツン パシャパシャ

上条「ふーん」ゴソゴソ

美琴「?」ハテ

上条「お前も飲むか? たまには奢るぜ」

美琴「じゃ、じゃあ…ヤシの実サイダーお願い」

上条「好きだなー」

美琴「す、好きっ!?」ドキ

上条「ほらよ」ヤシノミサイダー

美琴「あ、ありがと」ドキドキ

上条「じゃあ上条さんはこれから補習に行って来ますよ」

美琴「あ、アンタも好きね」ホシュウ

上条「好きでやってるわけじゃねぇよ!」ガーン



  ……。



黒子「今お姉さまはアリバイの為に自販機を一枚撮って、その後本命の写真を撮りに行っているはずですわ」

黒子「デジカメ初心者のお姉さまはプリントアウトやパソコンに取り込むくらいの考えのはず」

黒子「もしかしたらパソコンから携帯に入れれる事もお調べになられたのかもしれないですの」

黒子「そして、一番注意しなくてはならないのが…」ドドドドド


美琴のPC「恋する乙女が一度はやったジンクス特集」テテーン ツケッパナシ


黒子「ジャッジメントですのーーーーーーッ!!!!」ガァァァ





んで、夜。常盤台女子寮208号室―――



黒子「お姉さまわたくし先にお風呂いただきますわ」ムクリ

美琴「いいわよー。アンタが先って珍しいわね」

黒子「(お姉さまが動くとすればわたくしのバスタイムしかないですので)」チラリ

美琴「(黒子がお風呂入ってる間にさっさと済まさないと…)」チラリ

美琴黒子「…」

美琴「あはは」

黒子「おほほ」デスノ



  ……。



上条さんの写真「ハードケース入り」テッテレー

美琴「///」テレテレ

美琴「…あ、そだ。黒子に何か言われる前にデータ消しとかないと」アイツノ

美琴「プリントアウトしてない写真は携帯に入れたし」ウン

美琴「これであとは寝るだけね!」テッテレー




夜中―――



黒子「待ちに待った時が来たのだですの」


美琴「んー」スヤー


黒子「お姉さまと黒子のベッドは一緒のやつですので」スッ

香水「お姉さまの匂い」テテーン

黒子「密かに採取したお姉さまの匂い香水を黒子のベッドにかけて…」シュッシュッ

黒子のベッド「」ホワーン

黒子「」スンスン

黒子「」スンスン

黒子「」スンスン

黒子「…はぁはぁ」スーハースーハー








黒子「…はっ! こんな事をしてる場合じゃないですの! こうしてる間にもお姉さまは放し飼いの野猿と!」イライラ

黒子「」スッ


写真「美琴と黒子の2ショット」ケースイリ テテーン


黒子「これをわたくしの枕の下へ」スッ

黒子「そして…!」ピト ミコトタン


黒子のベッド「美琴」パッ テレポ


黒子「(作戦成功ですの! 後は起きる前に戻せば!)」ニヤリ





その頃、美琴の夢の中―――



上条「そんな自販機ばっか撮ってないで恋人契約用の2ショット撮ろうぜー」ギュッミコトタン

美琴「ふぇっ!? で、でも携帯みたいに自分で撮るの難しいし…」ドキ ギュッカミジョウサン

上条「カメラマンなのに三脚は持ってないのかー?」

美琴「うっ」

上条「でも安心しろ美琴たん! 丁度良く誰か来たぜ!」ホラ

美琴「ふぇ…?」チラリ


黒子「」プルプル


美琴「く、黒子!」ドウシテココニ!?

上条「おい白井ー。俺と美琴のラブラブっぷりを撮ってくれー」サァ

美琴「ラブッ!?」ドキ

黒子「こんな事する為に来たわけじゃねぇですのーーーっ!!!!!」ガァァァ ゲシーン ドロップキック

上条「ごっはっ!?」チョクゲキ



  策士策に溺れた黒子だったのでした。




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